::旦那のこと::::旦那のこと::1度目の流産に比べ、二度目は疑問に思えるほど あんまり悲しそうじゃなかった旦那。 さすがに三度目は処置直後の私の姿を見て、 処置の前の晩、「君の気持ちが読めない」と嘆く旦那に言った、私の 「じゃぁ、流産してみたらいいよ!!手術受けてあの痛い思い、 してみたらいいやん!!」 という言葉が身にしみて分かったことだろうと思う。 徹底的に旦那に対して不快で、離婚と言う言葉まで出した私に、 しっかり付き添ってくれ、手を握ってくれた旦那。 処置後、暴れまくる私を落ち着かせるため体をさすろうとして、 「嫌!!あっち行って!!!」とバシバシ叩かれていたらしい旦那。 それまで私が旦那に対して持っていた不信感と嫌悪感は 処置後に付き添って、涙を流していた旦那を見て一転してしまった。 良かった、この人で・・・。 帰宅してから、手術のため朝から飲まず食わずだった私の、 「おにぎりが食べたい。塩と海苔だけの」というリクエストに答え 大きな真ん丸い、ちょこっと海苔を巻いた愛らしいおにぎりを二つ、 作ってくれた。 今まで食べたおにぎりの中で一番美味しいと思った。 自分も、長い時間待って相当疲れてお腹も空いていたはずだろう。 *** 術後も、私の不安定な感情に振り回されながらも、 ちゃんと話を聞いてくれる旦那さま。 本当に有り難う。感謝しています。 手術翌日の検診まで一緒に付き添ってくれたね。 二人手をつないで、なんだか久しぶりのデートみたいだった。 今度はもっと楽しいデートをしようね。 サクへ |